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眩しい季節となりました~1本で2役「調光レンズ」①~

  • 執筆者の写真: めがね ヤベ
    めがね ヤベ
  • 5月31日
  • 読了時間: 4分

更新日:6月7日


梅雨入り間近ですが、晴れると夏日。

日射しも強くなっています。

色のついていない透明なレンズでも紫外線はカットされています。(今流通しているほとんどのレンズは紫外線カットしています。)


サングラスがあったら外出もより快適になりますよね。でもサングラスを持ち歩くのは面倒、掛け替えるのも面倒。そんなお悩みを解決する「調光レンズ」についてお伝えします。


普段使いのメガネの他にサングラス。以前はそうお薦めしていました。

「調光レンズ」は紫外線に反応して色の濃くなるレンズで以前から存在しました。色の戻りが遅かったりで、あまりお薦めしていませんでした。紫外線に反応するため、あらかじめ紫外線がカットされている車内では色は濃くなりません。「運転時に濃くならないサングラス」になってしまいました。


新商品「センシティ2」は、以前の商品に比べ退色が早くなりました。(といっても3分くらいかかります)

「センシティダーク」は紫外線だけでなく「可視光」、人が目で見える波長でも反応します。紫外線がカットされている車内でも、ある程度発色します。(サングラスの濃さにはなりません)

使いやすく改良されましたので、自信をもってお薦めしています。


調光レンズのメリット・デメリット


メリット

  1. わざわざサングラスを持ち運ぶ必要がない

    一本二役の調光レンズは、1本あれば全天候に対応できるため、複数本のメガネを持ち歩く必要がありません。

    バッグの中のメガネケースというものは、意外と場所を取るものです。調光レンズであれば替えのメガネは必要なくなりますのでメガネケースは不要になり、バッグの中がスッキリします。また「替えのメガネはどこだっけ?」とバッグの中をひっかきまわさなくても済みます。

  2. コストパフォーマンスが高い

    調光レンズを選択すると、結果的にコストパフォーマンスが高くなることがあります。調光レンズは通常のレンズよりも高い料金設定になっています。当店での通常のカラー染色代は4,400円ですが、調光レンズの染色代は11,000円~なので初期費用はお高めです。

    しかし調光レンズにしない場合、度付きのサングラスを作りたいときは、度付きのクリアレンズと度付きのサングラスの2本を購入しなければなりません。調光レンズであれば1本購入すれば事足りるので、2本買うより安く済むのです。

  3. わずらわしい掛け替えしなし

    調光レンズは紫外線量に応じた濃さになるのが嬉しい特徴です。普通のサングラスだと、晴れた日は存分に眩しさよけになったとしても、曇りの日にはレンズの色が濃すぎて、視界が暗くなってしまうことがあります。

    調光レンズは晴れた日は濃く、紫外線量の少ない曇りの日は薄い色づきになるため、視界が暗くて使いにくいということがありません。ただし、気温が高いとレンズの色が濃くならなかったり、低いとレンズが濃くなったりなど、気温によっては色の濃度が変わることがあります。


デメリット

  1. 退色に時間がかかる 

    濃い・薄いの色の変化が速くなったとは言え、色が一瞬で変わるわけではありません。最近の調光レンズは濃い色になるまで約10~30秒、薄い色に戻るまで約3分と、かなり速くなっています。問題は退色、透明に戻る時間です。室内に入ってもすぐには退色しません。以前の商品よりはずっと早くなりましたが、それでも3分はかかります。

    「センシティダーク」は室内に入っても、照明や自然光で色が残ります。薄いのでお困りになることはないと思います。

  2. 紫外線量や気温で色の変化に差がある

    紫外線量が強いほど発色は濃くなるので、曇りより晴れている方がサングラスは濃くなります。また、気温が低いほど色が濃くなるという特性もあります。夏より冬の方がレンズの色が濃くなるのです。雪山、気温が低く紫外線が多い環境が一番濃くなります。

    カラー濃度は紫外線量及び、温度に大きく影響されます。雨天曇天でも色が変わります。

  3. 調光機能に寿命がある

    色の移り変わる調光機能には寿命があります。調光レンズの寿命とは、色の変化が起こりにくくなり、レンズが薄く色づいたままそれ以降は濃くも薄くも変化しないというものです。

    この寿命は「何年」という単位で測るものではなく、色の変化が「何回」起こったかによって決まります。つまり、色の変化を繰り返すほど、寿命を迎えるのが早くなるということです。使用していないときに、メガネを窓際に置きっぱなしにすることは控えましょう。使わないときは、色が完全に抜けてからケースに保管するのがおすすめです。


    「調光レンズ」①は、調光レンズの特徴とメリット・デメリットについてお伝えしました。調光レンズの良さが活きる場面や各色の特徴など、次回にお伝えします。


    「眼とメガネの情報室 みるラボ」より抜粋しました。

    「眼とメガネの情報室 みるラボ」は、眼の健康やメガネに関するお役立ち情報が満載のサイトです。ぜひお役立てください。



 
 
 

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